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膵臓がん
消化器の病気の中でも、すい臓がんは、難治とされるがんの一つです。膵臓がんは喫煙・飲酒の習慣があり、脂っこい食事を好む50〜70歳代の人に多く発病する傾向があるといわれています。また、すい臓は胃や十二指腸、肝臓、脾臓、胆のうといった多くの臓器や門脈と呼ばれる大きな血管に隣接しているため、転移が非常に早く起こるという特徴があるのです・・・
膵臓がんは早期発見が困難です
また、消化器の病気の中でもすい臓がんは、早期発見がきわめて困難ながんとしても知られています。
解剖学的な位置に加えて、すい臓がんは、初期には自覚症状がほとんどなく、たとえ何らかの症状があったとしても、胃などの不調とカン違いされやすく、発見が遅れる傾向にあります。たとえ人間ドックに入って検査を受けても、すい臓がんは見落とされてしまうことがあり得ます。医療技術が進んだ現在でも、毎年2万人以上がすい臓がんで命を失っているのです。
膵臓がんの治療
すい臓がんの治療の中心となるのはやはり手術ですが、手術を行なっても5年生存率は10〜20パーセントと低く、しかも、1年以内に再発する率が非常に高いという特徴があります。
すい臓がんの手術は、がんの広がり方によって、すい臓を部分的に切除する場合と、全部を摘出する場合とがあります。すい臓を全部とってしまった場合、体内でインスリンというホルモンを作れなくなってしまうため、術後その人は糖尿病の症状が出てきます。従って、すい臓を摘出した後は、生涯インスリンと、それからすい臓で作られる消化酵素を外から補わなければならなくなります。